お金がない時のみんなの苦労話

お金がない時にみんながどうやって乗り越えて来たのか、その苦労話や生活の知恵をご紹介していきます。

収入源の複数化は個人事業主にとって大切

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夫婦のみ子供無しの状態で、個人事業主として10年ほど生活しています。

年収は400万円程度ですが、個人事業主という状況のために手取り額は320万円程度に過ぎません。

会社員時代には無かったこととして、毎年税金額が大幅に変わることを実感しました。

想定外の出来事が続き家計がピンチに

前年度とは異なり、国民健康保険税が毎年バラバラの請求額となり、前年度は1回あたり3万円程度だったものが一気に48,000円までに膨れ上がったことで、家計に与える影響が大きくなりました。

加えて取引先の入金サイクルが1ヶ月先送りになった時に、2ヶ月後までどうやって過ごしたら良いか困ったわけです。

個人事業主には決まった定休日が無く、時間の多少はあるものの週6日働いていたので、アルバイトをすぐに入れることが出来ないからです。

カードローン申し込みをしても、個人事業主ではほとんど審査に通過することは無く、新たな借入は絶望的でした。

1週間悩んだ末に、2つの方法で金策を行い家計を黒字化することを決意します。

クレジットカードの現金化

まず、会社員時代から維持しているクレジットカードのショッピング枠を使って買物をし、返品処理により現金化する方法です。

現金化業者を使った方が安全だと分かっていましたが、何度も繰り返し利用するつもりは無かったので、先を見据えて返品によるセルフでのクレジットカード現金化を行いました。

スポットアルバイトで収入源を確保

次に、個人事業主の営業日を週4日と縮小して営業日を月・火・木・金の4日に定めます。

残った日のうち水・土にスポットアルバイトを入れることにしました。

取引先の中で、スポットアルバイトを雇っているという話を聞いていたので、仕事がある時だけで構わないからという条件にてスポットアルバイトをしたわけです。

収入源の多様化は大切

クレジットカード現金化により当面の生活費を確保し、収入が不安定な個人事業主の営業日を縮小しつつアルバイトを入れることで、取引先が支払い先延ばしになった時に慌てずに済むように収入源の多様化を図ったわけです。

日頃から貯蓄が大切だということは分かっていたものの、これを機にスポットアルバイトで得た収入は、そのまま貯蓄に回すことにしました。

複数の収入源があるという安心感から、生活にも余裕が出てきたので個人事業主の仕事を選んで受注することが出来るようになりました。